養液栽培には湛液型（DFT）と薄膜型（NFT）があり、ここではEC（肥料濃度）や水温に幅をもたせることで季節ごとの調整がしやすい湛液型を用いています。
養液栽培の特長の一つに回転の早さがあります。
夏場で約2か月、冬場でも約3か月で収穫出来、各コンテナで時期をずらしながら栽培することで通年出荷を可能にしています。
養液栽培の利点はサイクルが早いことと、栽培環境をコンピュータで管理することで年間通して一定量を出荷出来ること。
その反面、電気代や灯油代、肥料代、施設管理費等の諸経費が通常よりもかかってしまう難点もあります。
出荷先の市場や小売店等からは高評のため、今後は施設の管理・運営にかかる費用の削減、生産者との販路拡大、需要時期の見極めが必須課題といえます
オアシスランドでは土作りに力を入れています。
畑の土は驚くほどにやわらかく、土がたくさんの空気をかかえています。『健康的な土作りは、野菜がしっかりと根をはり、病気や害虫に強く丈夫な野菜が育つ』土作りはとても奥が深く、気候や土質、育てる作物が異なるため、農家ごとに全く違うのが面白いところです。
